目次
鳥取砂丘が有名なのはなぜ？
中国地方の誇る一大観光名所、鳥取砂丘。日本海沿いに東西16キロ、南北2、4キロの巨大な砂丘が広がっています。海岸砂丘の中では国内唯一の天然記念物！でも、実は鳥取砂丘が日本一大きい砂漠というわけではありません。国内最大の砂丘は青森県にある「猿ヶ森砂丘」。なんと鳥取砂丘の約27倍もの面積があるんですよ。
鳥取砂丘が有名な理由は大きさではなく、その地形の独特さにあります。例えば、日本に数ある砂丘の中でも鳥取砂丘はとても起伏に富んでいます。砂丘列と呼ばれる砂の山が3つあり、海側から3つ目の山は標高60メートルもあるんです！
また、海風を受けて砂が移動し、自然に作りだされる様々な模様も大きな魅力。砂の表面に風が吹きつけて生まれるちりめん細工のような「風紋」や、「すりばち」と呼ばれる窪地など、刻々と表情を変える砂の芸術の美しさに驚かされます。
時刻や四季によって全く違う景色が楽しめるのもポイント。夕陽が砂丘を茜色に染める夕刻、星が降ってきそうな夜空、一面が銀世界となる雪の鳥取砂丘など、まるで海外に来たかのようにダイナミックな景色に出会えます。
鳥取砂丘で楽しめるアクティビティ
鳥取砂丘は景観を楽しむだけでなく、さまざまな体験もできるスポットです。スノーボードに似たサンドボードやパラグライダー、ラクダに乗って砂浜をお散歩するラクダライド体験などのアクティビティがたいへん人気です。
毎年異なるテーマで展示される砂の美術館は、迫力満点！砂で造った彫刻の荘厳さや美しさに感動必至です。
鳥取砂丘に愛犬は同伴できる？
嬉しいことに、天然記念物ながら鳥取砂丘はペットの立ち入りが許されているスポットです。公式サイトによると、「砂丘内はリードを着用しての入場が可能です。ただし糞は持ち帰り願います。鳥取砂丘ビジターセンターは盲導犬のみ入館可となっております。一般の方のペットに関しましては抱き上げた状態でも入館はご遠慮いただいておりますのでご了承ください。」とのこと。ビジターセンターや砂の美術館などの建物内の施設は入館できませんが、マナーを守れば砂丘内は自由にお散歩できますね！
同伴の注意点はある？
鳥取砂丘にワンちゃんと行くときには、いくつか気をつけたいことがあります。そのひとつは暑さ対策。真夏の炎天下では砂の表面はかなり高温になります。愛犬の肉球がヤケドしてしまわないよう対策を考えておきましょう。愛犬も飼い主さんも水分補給はお忘れなく！また、当然ながら砂まみれになるので、砂をしっかり落としてから車に入るのがベターです。
公式サイトでも「糞は持ち帰り願います。」とありましたが、砂丘内では砂の上を裸足で歩く人も多いです。できればワンちゃんのトイレは事前に済ませておくようにしたいですね。お粗相をしてしまった場合にはフンを持ち帰るのはもちろん、砂をできるだけきれいな状態にしておくと、周りの人も気持ちよく過ごせることでしょう。
異国情緒あふれる鳥取砂丘でワンちゃんと駆け回ろう！
広大なスケールで風と砂の生み出す絶景を楽しめる鳥取砂丘。砂丘列を一生懸命駆け上ったり、波打ち際の砂浜を駆け回ったり、開放的な雰囲気の中で愛犬と思いっきり楽しめる一日を過ごせる最高のロケーションです。どこか異国情緒を感じさせる鳥取砂丘へ、ワンちゃんを連れてお出かけしてみませんか。